「問い読 PickUp Book!」(「問い読 PickUp Book!」とは、株式会社問い読が責任をもって選んだ「未来の古典」 です)「日本はなぜ戦争への道を歩んだのか」。これが本書の副題ですが、第二次世界大戦の検証はこれまでも数多くなされています。それらは、当時の国際情勢、あるいは政治・経済の状況、そしてメディア機能など、マクロの視点による分析が圧倒的に多いです。そんな中、本書は戦前、戦中において人々はどのように考え、あるいは感じていたかをミクロの視点から徹底的に洗い出します。当時の雑誌や新聞に投稿された市民の声、あるいは機関紙、さらには普通の人々の日記を紐解きながら、いわゆる「大衆」はなぜ戦争を受け入れるようになったのかが描かれています。本書は昨年2025年9月に出版されましたが、今後10年、20年と読み継がれるべき一冊だと思い、問い読の課題図書にしました。